「不問庵(ふもんあん)」と「一碧文庫(いっぺきぶんこ)」ってご存じでしょうか?
(写真手前が「不問庵」、奥が「一碧文庫)
両方とも大木会の建物なのですが、湖南市の東寺地先、南に向かって左に曲がれば一麦と落穂寮、右に曲がれば滋賀県立近江学園という十字路の角にあります。
ここはもともと糸賀一雄先生のご伴侶で、あざみ寮の初代寮長であった糸賀房さんがお住まいになっていたところです。
房さんが亡くなったあと、そのご自宅と敷地を、2010(平成22)年8月にご家族から寄贈いただきました。
そして2014(平成26)年4月、旧宅の改修工事とともに収蔵庫を1棟新築し、リノベーション後の旧宅を「不問庵」、収蔵庫を「一碧文庫」と命名しました。
障害者福祉の父と呼ばれた糸賀一雄、障害児教育の先駆者である田村一二、お二人に関連するたくさんの資料が、ここに収められています。
「ハナシノタネ」がいっぱい詰まっています。
少しづつですが、みなさんにご紹介できたらと思っています。
次回は、不問庵の詳しいご紹介です。