もみじ｜あざみ｜一麦｜社会福祉法人 大木会｜福祉施設｜滋賀県湖南市｜

　「地蔵盆」という言葉のとおり、お地蔵様へお参りをいたします。

　もみじ・あざみには、そのむかし近江八幡のお寺近くにおられたお地蔵様がご縁あって敷地内の旧不問庵前におられます。８月２３日には亡くなられた利用者のことや家族のことを思いながら三浦了さんのお話をお聞きしました。

　２５日はいよいよ「地蔵盆と盆踊り」の始まりです。

　皆さん浴衣を着て準備万端。開始の時間ではまだ明るかった空も暗くなって円形広場のやぐらの提灯が点くと気持ちがグッと盛り上がります。

　今年も砂川会、石部石音会の皆様にご協力をいただき盆踊りを行いました。

「ヨイトヨイヤマ・・・」の掛け声と太鼓の音が鳴り出すとさすが日本人！「トトンがトン」の調子が身体に根付いており、自然と踊りだしていました。

　踊りが大好きな方は２０分間ノンストップです。暑い夏の夜、あせをかきながら今年も利用者、職員、地域の皆様との素敵な夜を過ごしました。

　８月３０日（火）に「一麦地蔵盆」を行いました。

　思い出いっぱいの利用者さんと旧職員さんの初盆であり、とくに思いの強い１日となりました。

　前日の大雨で、すべて多目的ホールで行いましたが、亡くなった利用者さんや旧職員の先生方に思いを寄せながら、楽しい時間を過ごすことができました。

　８月１日（月）、２日（火）に「一麦合宿」を行いました。

　全員でのキャンプが難しくなり、平成２３年度より施設敷地内にて１泊２日の生活グループ活動で自炊をして過ごします。食材の買い物をして、多くの職員が１泊２日の間、利用者さんとずっと一緒に過ごします。

　創設時はみんながこのような生活をされていたことを学び感じるよい機会となりました。

　平成２８年度中に念願の特殊浴室を建築して特殊浴槽を設置することになりました。

整備工事は三陽建設株式会社で、もみじあざみの『山帽子（自立訓練宿泊施設）』を建築していただいた業者です。

完成は１０月初旬で一麦の運動会（１０日）、もみじあざみの文化祭（２３日）にはご覧いただくことができると思います。

さて、この特殊浴槽ですが三施設とも高齢化に向けた対応として車いすのまま、または寝たままの状態で入れる浴槽を設置し、シャワー浴や清拭のみの暮らしからゆっくりとくつろぐことができる空間を提供したいという思いから進めてきました。

職員の確保と安全面を考慮してできる限り入浴できるようにと考えています。

毎年恒例の『プール開き』が晴天の中、７月２０日に一麦で行われました。

川本施設長の神主によるお祓いで、今年も事故がないようにプールが使えそうです。

お祓いの後は缶コーヒー釣り（缶コーヒーをプールの中に入れて針金で引っ掛ける）でした。なかなか水の揺れで深さの感覚がつかめない中、利用者のみなさんが見事な竿さばきを披露されました。

写真（平成２８年６月１５日の日帰りコースの寮生旅行です。）

　もみじ・あざみの利用者さんがとても楽しみにしている行事のひとつである寮生旅行が今年も４つのコースに分かれて始まりました。まずは日帰りコースから６月１５日、７月１日に、びわ湖を望む雄琴温泉への日帰り旅行に行ってきました。

 目の前に広がるびわ湖を眺めながらゆっくり温泉を満喫した後は、皆さんお待ちかねの宴会のスタートです。お昼から豪華な食事を楽しみながら、今年も参加してくださった、よしこストンペアさんのミニライブを鑑賞しました。一緒に歌ったり踊ったり。普段の日常生活以上のイキイキとした姿や表情が溢れる、とても充実したひと時を送ることきが出来ました。

 　次は９月に京都、１１月に奈良方面へ1泊旅行に行く予定です。果たしてどんな旅行になるのでしょう？もみじ・あざみらしい、明るく元気な旅行になることだけは間違いないでしょう。また、新しい報告をしたいと思います。

７月７日に七夕・創立記念の行事が行なわれました。

七夕の飾りを作り、ねがいをこめた短冊を書き、笹を結び当日を迎えた。短冊には健康面でのねがいが増えてきている。　沢山のねがいが晴天の夜空に届いた事だろう。

２部の創立記念の行事では永年勤続２０年の表彰で３名の職員が表彰されました。「利用者さんの笑顔に支えられ…」「利用者さんと一緒…」とあいさつの中で話をされると、皆さんの顔は誇らしげで素敵な笑顔をされていました。

映画鑑賞『今日もみんな元気です』では昔を思い出しながら楽しく鑑賞し、毎年同じシーンでみんなが笑い拍手まで…ほのぼのとできる思い出の映像です。

映画のタイトル『今日もみんな元気です』のようにこれから暑い夏を元気に迎え、夏の終わりの行事、地蔵盆・盆おどりを楽しみにしています。

今年度も石部南小学校体育館にて、もみじあざみ運動会を開催しました。

プログラムは利用者選抜のものから利用者全員のものまであり、日頃とは違う真剣な顔をして皆さん参加されていました。また、唯一順位を競う『ザル引きリレー』は毎年利用者だけでなくボランティア、職員、利用者家族も真剣になります。

体育館内の全員が走っている人を応援し、走者はザルからボールを落とさないように集中して走っていました。とくに１位でゴールした女子棟は全員が笑顔で嬉しそうにされていました。

昨年度に引き続き『京都文教短期大学』の学生さんが多数ボランティアとして来てくださり、競技の準備から一緒に競技に参加されるまでいろいろとお手伝いをいただきました。

今年度もたくさんの方々のご参加のもと誰ひとりケガや体調を崩すことなくすべての競技を終えることができました。

　晴天の下、今年も氏神祭に参加させていただきました。お昼ごはんは手作りのサバ寿司と稲荷ズシ、おいしく口いっぱいにほおばりました。満足、満足。

今年も立派な樽神輿、気の早い担ぎ手たちが法被姿でぞろぞろと…。

施設長の道中の安全と皆の健康を祈る祝詞を聞き、ピッピッ、わっしょい、ドンドンと元気な笛の音とかけ声、太鼓の音が祭りらしくにぎやかに吉姫神社に向かって出発しました。

途中の休憩では、おやつやジュースをいただき楽しいお祭りへの参加となりました。

吉姫神社に着くと皆でお参りです。宮司さんに祝詞をあげていただき玉串を奉納し、終了となります。

今年も宝来坂自治会の方に御神輿の担ぎ手、先導交通整理にとお手伝いいただきました。ありがとうございました。

また、来年もよろしくお願いします。